Photo Meta Edit
現在のバージョン 3.02
ソフトウェア概要
JPEG、TIFF、HEIC、PNG画像のメタデータエディター。
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真に記録されている Exif をはじめとする、さまざまなメタデータを編集、削除、または、メタデータを含まないファイルにメタデータを付加することができます。
★ 対応メタデータ
- TIFF、Exif、GPS(ジオタグ)、TIFF IFD のサムネール画像
- Exifのメーカーノート [0x927C] 内のデータの表示、編集には未対応
(レンズ名がメーカーノートに記載していれば取得してExif規定のタグに記載することが可能) - JFIF Segment
- COM Segment(コメントデータ)
- XMP Segment. サポートするスキーマ
- Photoshop Segment (Image Resource Block)編集と削除のみ対応
★ 特徴
- 複数のファイルに対して一括編集
- JPEG画像にサムネールの追加または削除
- IPTC Photo Metadata を簡単編集
- IPTC 作成者連絡先データを複数プリセット登録
- よく使う文字列を登録し、コンテクストメニューで呼び出して効率よく編集
- ジオタグ(GPS)データについて
Apple Map上でクリックし、GPSデータの追加や編集
地名、建物名などで緯度経度の検索(要インターネット接続)
場所リストには、世界98の国と地域の主要空港と国内47都道府県の主要駅の緯度経度が登録済
新たな場所の緯度経度を登録して場所リストのカスタマイズ - Google Depth Mapメタデータのオリジナル2D画像、Depth Map画像の表示、書き出し、削除。
- 複数ファイルの日時メタデータを、同じ日時間隔で一括して進めるまたは戻す。または、等間隔で日時設定。
対象の日時メタデータは以下の3つ
- タグ No. 306: 編集日時
- タグ No. 36867: 原画像の生成日時
- タグ No. 36868: デジタル化の日時
Appleの「写真」アプリで注意すること
- 「写真」は画像読み込み時にメタデータのインデックスを作りそれを参照表示しているため、読み込んだ後の画像のメタデータをPhoto Meta Editで編集しても「写真」では反映されません。
読み込む前に編集するか、一度削除して再読み込みすると反映されます。 - 「写真」でタイトル、キャプション、キーワード、GPSなどのメタデータを編集しても上記のインデックスを書き換えるだけなので、Photo Meta Editで画像を開いてもそれらの編集内容は反映されていません。
- 「写真」は読み込んだオリジナル画像を編集することはありません。「写真」の予期せぬ不具合を避けるためにも「写真」に読み込む前にPhoto Meta Editでの編集を推奨します。
- Photo Meta Editは「写真」のライブラリやメタデータのインデックスを編集ことはできません。
注意!
- 必ずデータのバックアップをとってからご使用ください。
対応フォーマット
- JPEG
- TIFF(シングルページタイプのみ)
- HEIC(シングル画像タイプのみ)
- PNG
上記以外のファイルには対応しておりません。
動作環境
macOS 11 以降
アップデート履歴
- 3.02 : 2024-11-17
- アンドゥ、リドゥでクラッシュすることがある問題を修正
- TIFFが(LE)の画像の「画像の方向」がサイドバーで反映されない問題を修正
- HEICプロパティで補助画像の表示と編集の不具合を修正
- macOS13にて一部のHEIC画像がサイドバーなどに表示されない問題を修正
- その他いくつかの改善とバグ修正
- 3.01 : 2024-04-17
- 内部コードの改善
- いくつかのクラッシュバグなどの修正
- 3.00 : 2023-12-14
- HEIC(シングル画像タイプ)、PNGに対応
- tiff画像を保存するとファイルが破損することがある問題を修正
- いくつかのクラッシュバグの修正
- 2.3.8 : 2023-02-28
- macOS 15以降で、GPS Locationの書き出しと読み込みができない問題を修正
- メーカーノート [0x927C] に記載のレンズモデルが取得可能に
- いくつかの改善とバグ修正
- 2.3.7 : 2022-09-14
- アプリが起動時にクラッシュすることがある問題を修正
- 2.3.6 : 2022-09-12
- サムネール画像追加後の編集でクラッシュする問題を修正
- 2.3.5 : 2022-05-16
- よく使う項目のプリセットの編集でクラッシュする問題を修正
- その他いくつかのバグ修正
- 2.3.4 : 2022-01-29
- 「GPS場所リスト」「よく使う文字」「IPTC作成者の連絡先プリセット」の書き出しと読み込みに対応
- 複数画像選択でコメントを削除、編集するとクラッシュすることがある問題を修正
- いくつかの改善とバグ修正
- 2.3.3 : 2021-03-09
- いくつかの改善とバグ修正
- 2.3.2 : 2020-12-11
- macOS 11 Big Sur に最適化
- Universal Binary
- ユーザーインターフェイスの調整
- メモリ消費の問題を修正
- その他いくつかのバグ修正
- 2.3.1 : 2020-09-07
- IPTCシーンの項目メニューが表示されないことがある問題を修正
- Photo Meta Edit バージョン 2.3.0 以前において設定された、Exif for XMP 項目 "レンズの仕様情報" (Exif EX 内) が規格に準拠していないことが判明しました。その項目を含む画像を開いたとき修復ダイアログがでます。
- いくつかの軽微なバグ修正
- 2.3.0 : 2019-10-28
- 「よく使う項目」にてサムネイルに対応
- 「よく使う項目」の新規プリセット作成時の不具合の修正
- macOS 10.15 Catalina に最適化
- 内部コードの改善
- 2.2.9 : 2019-09-29
- Exifバージョン2.32に対応。以下の項目が追加されました。
合成画像 (Tag No. 42080, 0xA460)
合成画像のソース画像数 (Tag No. 42081, 0xA461)
合成画像のソース画像露光時間 (Tag No. 42082, 0xA462) - macOS 10.15 Catalinaで起動するとクラッシュする問題を修正
- コンテキストメニューにて「よく使う文字」を使用したときにクラッシュすることがある問題を修正
- 内部コードの改善
- 2.2.8 : 2019-04-28
- 「よく使う項目」でシートを使った編集後にクラッシュする問題を修正
- 2.2.7 : 2019-04-22
- GPSの「進行方向」「撮影画像方向」「目的地の方角」を地図上に表示
- いくつかの軽微なバグ修正
- 2.2.6 : 2019-01-19
- macOS 10.12にてファイルが開かない問題を修正
- macOS 10.12にてサイドバーの幅を変更するとクラッシュすることがある問題を修正
- タグフォーマットメタデータでのUnicodeの文字符号化方式の変更
メタデータのエンディアンにあわせて、それぞれUTF-16BE、UTF-16LEを使用 - 2.2.5 : 2018-12-19
- Exifバージョン2.31に対応し、以下の項目が追加
各日時データの時差(タイムゾーン)
撮影状況関連で、温度、湿度、気圧、水深、加速度、カメラの仰角 - ファイル属性の「作成日」「編集日」表示の時間帯設定をサポート
- サイドバー幅を変更したときの不具合の修正
- リスト表示で開いたとき、よく使う項目内容が表示されない問題を修正
- その他いくつかのバグ修正
- 2.2.4 : 2018-11-15
- XMPメタデータの可変項目を追加するボタンが表示されない問題を修正
- ウインドウを閉じるときに不具合が起こる問題を改善
- 2.2.3 : 2018-11-13
- macOS 10.14 Mojave に最適化
- Mojaveにてダークモードに対応
- Google関連サービスのサポート終了
- いくつかのバグ修正
- 2.2.2 : 2018-09-22
- ファイルの保存または書き出し後、Extended XMPメタデータが損失する問題を修正
- Google Depth Mapメタデータが含まれる画像のオリジナル2D画像、Depth Map画像の表示、書き出し、削除に対応。(追加編集することはできません)
- その他いくつかの軽微なバグ修正
- 2.2.1 : 2018-07-27
- 「よく使う項目」タブにて、日時メタデータを複数ファイルに対して一括編集したときの不具合修正
- ファイル読み込み状況表示のウインドウが閉じないことがある問題の修正
- 2.2.0 : 2018-06-08
- ファイルをアプリケーションアイコンにドロップして開いたときの問題の修正
- XMPメタデータが表示されないことがある問題の修正
- 2.1.9 : 2018-04-23
- 一般タブを廃止し、よく使う項目タブに変更。TIFFフォーマットメタデータ(Exif、GPSなど)の項目を、ユーザーの好みで表示、編集できるようになりました。また、表示項目のパターンをプリセット登録も可能。
- その他の小さなバグ修正
- 2.1.8 : 2016-10-13
- フルスクリーンでファイルを閉じるとクラッシュする問題を修正
- macOS 10.12に最適化
- その他のバグ修正
- 2.1.7 : 2015-12-20
- 複数ファイルに対する日時メタデータの一括編集の改良
- GPS座標検索結果のブルーフラッグ描画不良の改善
- JPEG画像にサムネールの追加をサポート
- 2.1.6 : 2015-10-29
- ジオタグごとの高度(標高)の取得サポート
- 複数ファイル同時保存の高速化
- マイナーバグ修正とコーディングやUIなど各種微調整
- 2.1.5 : 2015-08-13
- TIFF、Exif、GPSメタデータ一覧の表示順のカスタマイズをサポート
- IPTC Photo Metadata一覧の表示順のカスタマイズと項目ごとの表示非表示設定をサポート
- いくつかのバグ修正
- 2.1.4 : 2015-05-11
- 複数ファイルに対して編集シートで一括編集を行い、OKまたは追加ボタンをクリックしてシートを閉じるとクラッシュする問題を修正
- 環境設定にて作成者連絡先プリセットネーム編集の不具合を修正
- マイナーバグ修正
- 2.1.3 : 2015-03-23
- 特定ファイルのメタデータが読み込まれない問題を修正。読み込まれなかったメタデータがファイル保存後に消滅してしまう問題が解消されます
- 2.1.2 : 2015-03-17
- 複数ファイルの日時メタデータを、同じ日時間隔で相対的に「進める」または「戻す」一括編集をサポート
- 安定性の向上
- マイナーバグ修正
- 2.1.1 : 2014-12-05
- OS X 10.10に最適化
- Appleマップをサポート(OS X 10.10以降)
- Appleマップ上をクリックしてGPSデータの編集をサポート(OS X 10.10以降)
- ユーザーインターフェースの改良
- マイナーバグ修正
- 2.1.0 : 2014-05-29
- 「スペース」キーまたは、「コマンド」+「L」キーでメインウインドウに画像表示の追加
- ファイル名のダブルクリック、または、「コマンド」+「I」キーで画像パネル表示の追加
- 「画像の方向」の追加と編集をサポート
- GPSデータ追加時の不具合を修正
- メタデータリスト表示の不具合を修正
- 安定性の向上
- マイナーバグ修正
- 2.0.9 : 2014-03-21
- ファイルを保存または書き出す時、ファイル属性の作成日、変更日をメタデータの日時に自動設定が可能に(環境設定にて設定。デフォルトではオフ)
- jpgファイルを書き出すとき、書き出しファイルの拡張子がtiffになってしまう問題を修正
- 2.0.8 : 2013-12-15
- XMPデータの表示と編集不良の修正
- 数千ものファイルがひとつのウインドウで開かれているとき、データ修正中にハングアップする事がある問題を修正
- 2.0.7 : 2013-11-28
- OSX 10.9 にて、ファイルを選択するときのレスポンスが低下する問題を修正
- 日付データ追加シートの入力フィールドがグレーアウトしてしまう問題を修正
- 2.0.6 : 2013-10-15
- ISO国コードに関する不具合を修正
- 2.0.5 : 2013-09-12
- システム環境設定にて、小数点の設定が「.」(ドット)に設定されていない地域(ヨーロッパや中東地域など)で、GPS情報の編集とマップに反映されない問題を修正
- 特定のファイルを開くとクラッシュする問題を修正
- いくつかのマイナーバグ修正
- 2.0.4 : 2013-07-12
- ファイルの読み込みスピードの改善
- 読み込んだファイルを、「サムネイル」「リスト」「項目」の3種類で表示
- よく使う文字の登録をサポート。「キーワード」や「コピーライト情報」など、同じ内容の文字を入力するときの手間の軽減
- IPTC 作成者連絡先のプリセットを複数登録が可能に
- マイナーバグ修正
- 2.0.3 : 2013-02-20
- システム環境設定の「言語とテキスト」の言語リストに「English」が存在しないと、アプリケーションが起動時にクラッシュする問題を修正
- 2.0.2 : 2012-12-05
- Photoshop IRBを含むファイルを開くとき、クラッシュする場合がある問題
- Photoshop IRBのサムネール画像を書き出すことができない問題
- 複数のファイルを選択して、XMPプロパティ表示中にクラッシュする問題 改善
- メタデータ表示
- 日付と時間関連のメタデータの入力と表示
- 2.0.1 : 2012-11-17
- 環境設定で「複数のファイルを個別のウインドウで開く」設定のとき、50を超えたファイルは同じウインドウで開く
- 「再開」機能の無効化 バグ修正
- ボタン描画の不具合
- イメージファイルとして認識されないファイルを開こうとしたときの処理
- 「最近使った項目を開く」メニュー
- その他のマイナーバグ
- 2.0.0 : 2012-09-20
- OS X Mountain Lionに対応
- Photo Meta ViewからPhoto Meta Editに名称を変更
- 読み込み不可のファイルを開こうとしたときに、アプリケーションがクラッシュする問題を修正
- デイトピッカーの動作不具合の改善
- XMPでのタイムゾーン入力時の不具合の改善
- 1.2.0 : 2012-09-20
- OS X Lion以降で、アプリケーションがクラッシュする問題を修正
- 1.1.1 : 2011-10-17
- IPTC Standard Photo Metadataに特化した閲覧/編集機能を追加
- 日付、時間の入力書式に柔軟性をもたせました
- TIFF IFDデータが存在するファイルと存在しないファイルを一括編集したときに、アプリケーションがクラッシュする問題を修正
- TIFF Rev 6.0定義のメタデータ削除での不具合を修正
- 1.1.0 : 2011-07-04
- バイトオーダーの違うTIFF Rev.6.0定義のタグデータを一括編集したときに、アプリケーションがクラッシュする問題を修正
- XMP、IPTC、Photoshop Image Resource Block、Adobe Segment 等のデータに対応
- Google マップで位置座標の検索、表示が可能に
- 1.0.0 : 2010-10-08
- 「Photo Meta View」として公開
-
バグ修正
-
仕様変更
メインウインドウ