mChapters
現在のバージョン 2.36
ソフトウェア概要
動画・オーディオファイルにチャプタマーカーを設定、編集するアプリケーションです。直感的で簡単にチャプタマーカーを挿入・削除・タイトル編集ができます。長時間の動画やオーディオファイルの任意の時間にチャプタマーカーを挿入することで頭出しが容易になります。
編集後の保存では動画や音声データの再エンコードは行いません。チャプタマーカーデータのみを上書きするため、画質音質の劣化はなく長時間動画の保存もすぐに完了します。
mChaptersが記録するチャプタマーカーは、マーカーの時間とタイトルをテキストトラックとして記録します。これらはQuickTime、MP4系ファイルで規格が定められ、MacではQuickTime Player、iTunes、ミュージック、TVほか、対応するプレーヤーで利用することができます。
また、iPhone、iPad、Apple TVでも、この規格をサポートするアプリで利用できますが、「ミュージック」アプリ、iOS12.3からの「TV」アプリではサポートされていません。
- 指定した間隔や分割数での自動挿入
- テキストデータの読み込みでチャプタマーカー設定
- チャプタタイトルの書き出し
対応ファイルフォーマット
- QuickTime ムービー (mov)
- MP4系ファイル (mp4, m4v, m4a)
ただし、以下のファイルは開けなかったり、再生できません。
- QuickTime Playerで開けないファイル
- QuickTime Playerで開くとき変換を必要とするファイル、またはコーデックコンポーネントを必要とするファイル
- プロテクト(DRM保護)されたファイル(iTunesストア、TVでダウンロードされた映画など)
- Fragmented MP4
注意!
- 必ずデータのバックアップを取ってからご使用ください。
動作環境
macOS 11.0 以降
アップデート履歴
- 2.36 : 2024-09-27
- フルスクリーン表示でウインドウを閉じるとクラッシュすることがある問題を修正
- その他いくつかの軽微なバグ修正
- 2.35 : 2024-06-14
- 保存後にクラッシュすることがある問題を修正
- ウインドウを閉じるとクラッシュすることがある問題を修正
- その他いくつかの軽微なバグ修正
- 2.34 : 2024-02-28
- 音声波形読込み中にウインドウを閉じるとクラッシュする問題を修正
- イエローマーカー表示設定の不具合を修正
- 2.33 : 2024-02-07
- 音声波形表示のサポート
- いくつかの軽微なバグ修正
- 2.32 : 2022-12-01
- テキストトラックの削除でクラッシュすることがある問題を修正
- 保存後クラッシュすることがある問題を修正
- その他いくつかの軽微なバグ修正
- 2.31 : 2022-06-22
- ユーザーインターフェイスの改良
- パフォーマンスの改善
- いくつかの軽微なバグ修正
- 2.30 : 2022-03-24
- ユーザーインターフェイスの改良
- パフォーマンスの改善
- いくつかの軽微なバグ修正
- 2.2.9 : 2021-10-17
- ループ再生をサポート
- 選択範囲のみ再生をサポート
- いくつかの軽微なバグ修正
- 2.2.8 : 2021-07-01
- 互換性のないメディアを含むファイルを開くとクラッシュする問題を修正
- その他いくつかの軽微なバグ修正
- 2.2.7 : 2021-03-22
- Universal Binary
- スキップ時間の変更をサポート
- タイムバープレビューのサポート
- 2.2.6 : 2020-11-07
- チャプタタイトルの書き出しメニューが選択できなくなる問題を修正
- その他いくつかの軽微なバグ修正
- 2.2.5 : 2020-06-25
- 逆再生のサポート
- 再生速度変更のキーボードショートカットの追加
J: 低速に切り替える
K: 通常再生速度
L: 高速に切り替える
M: 逆再生 - 安定性の向上
- ユーザーインターフェイスの調整
- 2.2.4 : 2019-12-10
- 利便性の向上
- 2.2.3 : 2019-10-17
- macOS 10.15 Catalina に最適化
- 内部コードの改善
- 2.2.2 : 2019-07-04
- 特定のファイルにてウインドウを閉じるときアプリがハングアップする問題を修正
- 2.2.1 : 2019-05-23
- チャプタマーカーの書き出しと読み込みできるテキストフォーマットに、QuickTimeフォーマットとVorbisフォーマットをサポート
- その他いくつかの軽微なバグ修正
- 2.2.0 : 2019-04-02
- 新規チャプタマーカー挿入時に、そのタイトルの選択が解除される問題を修正
- フルスクリーンでファイルを閉じるとクラッシュする問題を修正
- 2.1.9 : 2019-03-06
- 「再生時間」表示のドラッグ&ドロップによる時間変更が無効になっている問題を修正
- サムネイル描画処理の調整
- その他いくつかの修正
- 2.1.8 : 2019-02-15
- ウインドウを閉じたときにクラッシュすることがある問題を改善
- 対応フォーマットの更新 (mvhd, tkhd, mdhd atomのver.1 など)
- 安定性の向上
- 2.1.7 : 2018-10-01
- macOS 10.14 Mojave に最適化
- Mojaveにてダークモードに対応
- テキストデータからチャプタマーカーの設定に対応
- ユーザーインターフェースの微調整
- その他いくつかのバグ修正
- 2.1.6 : 2018-05-01
- 編集後にボリュームがMaxに戻る問題を修正
- その他いくつかの小さなバグ修正
- 2.1.5 : 2017-02-17
- 特定のファイルで音声が出ない問題を修正
- ポートレートモード動画のチャプタサムネイルの表示を修正
- 2.1.4 : 2016-09-16
- 複数のビデオトラックを持つファイルで、画面が回転して表示されることがある問題を修正
- フルスクリーンでファイルを閉じるとクラッシュする問題を修正
- macOS 10.12 にて、特定のファイルを開くとクラッシュする問題を修正
- 2.1.3 : 2015-11-09
- サムネイル描画処理の調整
- マイナーバグ修正
- 2.1.2 : 2015-05-02
- OS X 10.10にて、トラックパッド上で二本指を使い、動画を早送りまたは巻き戻しを行った後、再生または停止を行うとアプリケーションがクラッシュする問題を修正
- 2.1.1 : 2015-01-24
- 保存したファイルのチャプタが、iTunes 、QuickTime Player 7、 iDVD、iOS端末で認識されないことがある問題を修正
- 再生中に先送りまたは巻き戻しの連続操作でハングアップすることがある問題の修正
- 別名で保存の途中キャンセル後に起こる、Undo、Redoの不具合修正
- 2.1.0 : 2015-01-05
- システム言語が日本語以外のとき以下の問題を修正
- ファイルを読み込むとハングアップする(OS X 10.8、10.9)
- ユーザーインターフェイスが乱れる(OS X 10.10) - 2.0.9 : 2014-10-29
- OS X の AVKit フレームワークに最適化
- ユーザーインターフェースの改良
- マイナーバグ修正
- 2.0.8 : 2014-09-03
- サポートファイル形式が、MOVおよびMP4タイプのみになります。また、QuickTime Playerで視聴する際に、変換を必要とするファイル、または、コーデックコンポーネントを必要とするファイルは、開けなかったり映像が表示されません。
- movファイル保存時の問題の修正
- 2.0.7 : 2014-01-18
- 特定のファイルで上書き保存するとファイルが損傷する問題を修正
- 特定のファイルで字幕およびチャプタマーカーデータの読み込み不具合の修正
- その他のマイナーバグ修正
- 2.0.6 : 2013-12-01
- mp4ファイルを開いたとき、テキストトラックが欠損される事がある問題を修正
- mp4ファイルがmovファイルでしか保存できない事がある問題を修正
- チャプタ参照が保存されないことがある問題を修正
- トラックの言語設定の拡張
- WMV、FLVファイルのサポート終了
- 2.0.5 : 2013-09-17
- 保存後に音声に不具合がでることがある問題を修正
- いくつかのマイナーバグ修正
- 2.0.4 : 2013-04-17
- ビデオと音声が同期しないことがある問題を修正
- 5秒、30秒進むボタンの追加
- UIの少改良
- マイナーバグ修正
- 2.0.3 : 2013-03-19
- 拡張子がmp4のファイルの読み込み、編集、保存での問題を修正
- QuickTimeコントローラーの再生ヘッドで時間を動かしているとき、現在の時間がリアルタイムに表示されない問題を修正
- トラックの並びの編集が反映されない問題を修正
- その他マイナーバグ修正
- 2.0.2 : 2013-02-20
- 小さな改良
- 再生中にチャプタポップアップボタンを選択後に再生が止まる場合がある問題を修正
- その他マイナーバグ修正
- 2.0.1 : 2012-12-14
- 時間表示の不具合を修正
- 時間編集時の不具合を修正
- その他マイナーバグ修正
- 2.0.0 : 2012-10-11
- OS X Mountain Lionに対応
- mp4, m4v, m4a等のMP4系フォーマットは、それらのファイル形式で保存が可能に
- 保存形式が、mov形式のみでは無くなったため、ソフトウェアの名前を「QTMarker」から「mChapters」に変更
- チャプタマーカーの時間、タイトル編集をドラッグアンドドロップに対応
- shift+チャプタリストのクリックで、現在の時間を変更せずにチャプタリストの選択が可能に
- 再生速度の変更が可能に(0.5、0.75、2、3倍速)
- チャプタタイトルをプレーンテキストとして書出しが可能に
- ポスターフレームの設定が可能に
- 再生を止めること無く、編集が可能に
- 歌詞とアートワークの表示
- 5秒、30秒巻戻しボタンの追加で編集効率の向上
- 参照ムービーは非対応になりました
- UIの改良
- 1.2.7 : 2010-12-06
- ファイルの読み込み完了前での編集、保存、別名での保存を無効にすることで、ファイルの破損を回避
- サムネール画像の表示、非表示の切り替えが可能に
- デモバージョンでの試用のとき、アプリケーションが終了出来ない問題を修正
- 1.2.6 : 2010-03-17
- オーディオファイルなどに対応
- 2バイト文字で始まるテキストを編集する場合、編集にあわせてチャプタマーカーポップアップのタイトルが更新されないのを改善(英語環境での動作不良)
- サムネール画像作成のパフォーマンスアップ
- 1.2.5 : 2009-10-26
- 3GPP Timed Text フォーマットでないとき、1バイト文字と2バイト文字が混在するチャプタタイトルを挿入すると、文字化けしたり、チャプタとして認識されなくなることを解消(v1.2.4でのみ発生)
- 3GPP Timed Text フォーマットでないとき、テキストエンコーディングがUTF-16のチャプタタイトルが含まれるファイルを編集すると、強制終了してしまうことを解消
- 3GPP Timed Text フォーマットでないとき、UTF-16ビッグエンディアン、UTF-16リトルエンディアン、の新規作成、編集をサポート(v1.2.4までは、UTF-8のみ)
- 1.2.4 : 2009-09-03
- Snow Leopardに対応
- UIの改良
- 1.2.3 : 2009-05-14
- さまざまな編集(時間、タイトル、マーカーの追加削除、テキストトラックの削除等々)をアンドゥで、ファイルを最初に開いた状態、または、最後に保存した状態まで戻されたテキストトラックがあるとき、「保存」をするとそのトラックの文字データが消滅する問題を改善
- PPC環境で、3GPP Timed TextフォーマットのUTF-16の文字化け解消
- 「チャプタ参照」「言語」ポップアップボタンの動作不良の改善
- ムービーの先頭より遅れてスタートするテキストトラックの編集不具合の改善
- 編集エラー処理の改善
- Tiger環境で、イエローマーカーの不具合による、強制終了の改善
- その他、バグフィックス
- 1.2.2 : 2009-03-04
- 編集を重ねるごとにメモリー消費の増加を改善
- イエローマーカーのクリックで、そのチャプタに移動を可能に
- パフォーマンスの改善とバグフィックス
- 1.2.1 : 2009-01-30
- サムネール作成時の不具合による強制終了の解消
- 1.2.0 : 2008-10-15
- チャプタマーカーの時間編集が可能に
- Timed Textフォーマットのサポート
- UIの改良
- 「トラックの複製」機能の改善
- その他、バグフィックス
- 1.1.0 : 2008-07-15
- UTF-8以外のテキスト・エンコーディングで書かれたテキストトラックの文字化けを解消
- ムービーとテキストトラックのタイムスケールが違うとき、選択したチャプタとムービーの時間がずれる問題を解消
- 「トラックの複製」機能の改善
- チャプタ編集の更新方法を改善
- その他、バグフィックス
- 1.0.0 : 2008-05-12
- 「QTMarker」として公開
メインウインドウ
QuickTime Player(バージョン10.4) でチャプタ表示